ケニア人のFWマイケル・オルンガ(25)が驚異の身体能力で決勝点を生み出した。

前半24分、MF江坂を起点にMF瀬川の浮き球のパスに反応した193センチの助っ人は、長い右足を出して先制ゴールとした。「足を伸ばしてうまくゴールに入ってくれた。勝利に貢献できてうれしいし、チームのためにハードワークができた」と納得の表情だ。

昨季もJ2で30試合27得点の決定力を見せ、J1復帰に貢献した。この日は1トップの位置で相手に圧力をかけ、後半終了間際にはクロスバーに直撃するシュートも放った。

ネルシーニョ監督は「前半は素晴らしい入りができた。2、3回の決定機を外したことで相手に流れはいったが、後半は最後まで走り続けられた。今日の試合はJ1復帰にあたり、いい教訓になった」と手応えを感じていた。