昨年10月の右肩脱臼から練習復帰した浦和レッズFW武藤雄樹(31)が公式戦再開を見据えてギアを上げる意気込みを示した。

16日にさいたま市内で非公開練習に臨み、練習後にビデオ通信アプリを通じて報道陣に対応。新型コロナウイルスの影響で公式戦が中断している状況に「ボク自身で言えばキャンプができなかったので、時間がある方がコンディションを上げられる。練習試合が重ねられるのはプラス」と前向きにとらえた。欧州サッカー界では新型コロナウイルス感染拡大で選手や監督にまで感染が確認されている。武藤は「体を鍛えている選手でもかかるのかと。みんな予防を本当にやらないといけないと感じさせられる」とあらためて気を引き締めていた。