JリーグJ1のヴィッセル神戸は30日、元日本代表DF酒井高徳(29)が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと発表した。Jリーグ選手の陽性反応は初めて。

◆酒井高徳(さかい・ごうとく)1991年(平3)3月14日、米ニューヨーク州生まれ。父は日本人、母はドイツ人のハーフで、幼少時代は新潟・三条市で育つ。開志学園高では新潟ユース(現U-18)に所属。年代別の日本代表に選出される。09年にトップチームに昇格した。10年のアジア杯予選で初の日本代表入りを果たし、同年のW杯南アフリカ大会はサポートメンバーとして帯同した。11年12月にドイツ・シュツットガルトに移籍。12年はロンドン五輪に出場するU-23日本代表入り。W杯は14年ブラジル、18年ロシア大会の日本代表に選出された。15年からハンブルガーSVに所属し、19年8月に神戸に移籍。176センチ、74キロ。