J2東京ヴェルディは27日、ホームタウンにある東京医科大八王子医療センターの支援のため、雨具100着とごみ袋(45リットル)1000枚を提供することを発表した。

クラブは、18年から同医療センターと連係し、臓器移植医療の普及、啓発を目的とした「グリーンリボンキャンペーン」を行っている。大阪が医療現場の防護服不足で、雨具の提供を呼びかけプロ野球・阪神タイガースがポンチョを寄付したことが話題になっていた。クラブは、昨季のデザインの雨具と、試合のイベントで使用したごみ袋を在庫として持っており、同医療センターに支援を提案。病院はまだ、医療物資の危機的な不足には陥ってはないものの、クラブの提案を受け、支援が実現することになった。

クラブは、新型コロナウイルスと最前線で闘っている医療スタッフに感謝を述べ「感染拡大防止に努めるすべての方々を支えるためにも、今後もできる限りの支援を実施してまいります」と話している。