サッカーJFLのFC大阪が、本拠地東大阪市の情報をSNSで発信する応援プロジェクト「#FC大阪 #東大阪が好き」を開始した。

サッカークラブが新型コロナウイルスで打撃を受けた地元の支援に乗り出した。本プロジェクトは企業や飲食店などの情報を発信するもので、お気に入りの店などを募集。投稿に対しクラブがリツイートなどをし、情報を拡散させる。

また、クラブも自ら企業などに取材を行い、ホームページだけでは感じられない企業の良さをアピールしていく。

緊急事態宣言発令で、全国的に経済が落ち込んでいる。東大阪も例外ではない。飲食店は売上が8割減。宿泊業は6~7割のキャンセルが出ている状況だという。

クラブ担当者は「経済がストップしている状況で、外に出て行くことは難しい。付き合いがある企業、ない企業関係なく、記事っぽく紹介することで良さを伝えていきたいです」と語った。

紹介された企業や飲食店側は、広告費0円で情報発信できるというメリットがある。担当者は「店に行ってみようとか、会社に問い合わせてみようと、コロナが終息したらなるかもしれない。東大阪のことをもっと知ってもらって、盛り上げていきたい」と語った。【南谷竜則】