名古屋グランパスのDF中谷進之介(24)と成瀬竣平(19)が14日、自主トレーニング終了後に愛知県豊田市内のクラブハウスでオンラインによる取材に応じた。

名古屋は時間、人数を制限して練習場の一部を開放するようになったが、中谷は「ずっとコンクリートしか走れなかったのが、土(の上)でトレーニングできてコンディションはいい状態」。まだJリーグ再開の具体的日程は見えていない状況だが、「モチベーションはもたなくていいかな。疲れてしまうんで」と本音を漏らした。

自粛、自粛…日常生活も限界に近づいている中で、この日、愛知県を含む39県で緊急事態宣言が解除へ。中谷は「1カ月前に比べると物事が進んでいるように思える。ちょっとの光だけど、自分たちに希望を与えてくれる(光)」と前向きに語った。

19歳の成瀬も「今までは寮の近くの公園で(ボールを)蹴る相手もいなかった。いい練習ができています」。今後に向けて「早く試合をしたい思いは強い。サッカーができる喜びを感じたい」と話した。