Jリーグ eSports ONLINE eFootballウイニングイレブン2020の最終節が16日に行われ、ガンバ大阪が3-2で京都サンガに逆転勝ちし、初代王者となった。

先制したのは京都。前半35分、MF上月壮一郎(19)が決め、前半を1-0で折り返した。

後半10分にG大阪はFW宇佐美貴史(28)のゴールで追いつき、さらに33分、またも宇佐美が決めて勝ち越した。2得点の宇佐美は今大会計7得点で、1試合目に7得点のセレッソ大阪FW都倉賢(33)と並び、得点王に輝いた。

逆転Vへ前進したG大阪だが、直後に操作したDF三浦弦太(25)の痛恨ミスもあって追いつかれる。同点なら京都の逃げ切りVだが、ドラマは後半ロスタイム。ハーフライン付近からドリブルで持ち込んだG大阪MF小野瀬康介(27)が劇的な決勝ゴール、逆転初代王者弾を決めた。

三浦は「最高の展開でいい試合ができた」。試合直後は「やらせてやった感じ。余裕でお茶飲んでましたから」と話していたが、その後に「実際は先制された時、めちゃくちゃ、やってしまったな、と。ゲームだけどタイトルかかってたし、負けたくなかった。積極的に攻撃するガンバのスタイルを出せた」。

一方、逃げ切りに失敗した京都DF飯田貴敬(25)は「いやぁ悔しいですね。先制した時はこの試合、もらったなと思ったんですけど。2-2になったところでキープしようとも思ったけど攻めちゃって。ずっと右サイドから崩されてやられた感じです」と敗戦の弁。その一方で新型コロナウイルスの影響でリーグ再開も決まらない状況に「スポーツを通じて元気を与えられるようにしたい」と意気込みを語った。

◆放送 対戦の模様は6月11、18日深夜1時59分からのMBSテレビ「YUBIWAZA」で放送予定。