J1清水エスパルスは18日、新型コロナウイルスの影響で先月15日から休止していたトップチームの練習を約1カ月ぶりに再開した。

静岡市内のグラウンドで、選手を4組に分けて非公開で実施。各組はフィジカルメニューを中心に、接触プレーを避けつつ、約1時間の時差練習を行った。

練習後、大熊清ゼネラルマネジャー(GM、55)と、DF立田悠悟(21)が、オンライン会議システム「Zoom」で取材に応じた。大熊GMは「選手たちは充実感に満ちた表情をしていた。コンディションを整えて集まってくれた」と満足げ。立田は「久しぶりにチームメートと会えて、率直にうれしい。改めて自分はサッカーが好きだと実感した」と振り返った。

今後もアルコール消毒の徹底や、水分補給のボトルを共有しないなど、感染予防策を徹底していく。24日までは、選手を4組に分け、2日に1度のペースで非公開練習を重ねる。その後は、グループ数の減少や練習頻度を上げることを検討する。大熊GMは「(リーグ)再開日を逆算して、対応していきたい」と話した。