女子サッカーチャレンジリーグ・静岡SSUアスレジーナのテクニカルアドバイザーに就任した風間八宏氏(58)が27日、チーム練習を初めて指導した。磐田市内で行われた初日のメニューはパス練習のみ。約2時間、基本技術の大切さを指導した。

風間氏は過去にも女子選手を指導した経験があるという。「誰を教えても同じ。自分たちで気づくことが大事」と強調。指導を受けた選手たちの意識も変わり始め、全体練習後に自主トレを行う選手が増えた。

初日の指導を終えた風間氏は「選手はうまくなりたいと思っているし、可能性を感じる。いろんな面でサポートしていきたい」。今後は月1回のペースで指導する予定だという。女子元日本代表で同クラブの本田美登里監督(55)も「私の言葉では伝えきれない部分を教えてもらえる。すごく頼りにしています」と期待した。