ヴィッセル神戸は4日、神戸市内で完全非公開での全体練習を行い、FW古橋亨梧(25)がオンラインで取材対応を行った。

昨季はJ1で31試合10得点でブレーク。特にイニエスタとの連係はチーム内随一で、天皇杯でも5試合2得点で初優勝に貢献した。日本代表に入るなど急成長を遂げ、今季も開幕からACLなど公式戦4試合連続ゴール中だった。

全体練習が開始され、4日目を終えた古橋は「(7月4日のJリーグ再開へ)試合が決まったので、体調を上げていくのもひとつだし、FWなのでゴールを決める動き、シュートのパターンを練習で取り戻せたらいい。(今の状態は)100%ではないので」と説明した。

背番号11に変更された今季も絶好調だったが、約4カ月の中断期間で流れを止められた。「中断前は4ゴールを決めたが、個人的には納得していなかった。連続ゴールはいいことだが、途切れた時に前向きになれるように思っている。決めることに越したことはないが、チームが勝つことに専念したい」と話した。

以下は主な一問一答

-活動休止期間はどんな生活だったのか

古橋 食事のところで野菜をいつもより多くとり、食事改善をした。今までは外食が多く、どちらかといえばメインは肉だったが、これを機に自炊で野菜、それにフルーツはスムージーにして多く取った。体は軽くなった。これから追い込んでいくので、いい感じにきている。(自主トレで)走ったり、ゲーム、(スペインの)語学勉強もした。これからちょっとずつ話して試してみたい。話せるレベルではないので、頑張って意思疎通をとれたらなと思います。

-神戸からはDF酒井らも新型コロナウイルスに感染し、最近では名古屋からも感染者が出た

古橋 正直びっくりしたし、一緒にプレーしていたのでまさかと思った。リスクはみなさんも感じていると思うので、各自が気をつけていければ。僕も消毒、手洗いを以前よりするようになった。感染すればチームに迷惑がかかるが、注意してやっているので(感染しない)自信があります。

-Jリーグ再開へ

古橋 Jリーグでタイトルを取りたいので、1戦1戦力強く勝てたら。僕たちはサッカーで元気を与えられるように(サポーターには)温かく見守っていただければ。今季は連戦が続くが、チームにはすばらしい選手がいるので、勝てる自信はある。得点王、アシストも一番になり、チームではアジア一の目標もあるし、そのためにも頑張りたい。