Jリーグは5日、オンラインで第3回臨時理事会を開催した。J1の最終節が12月19日に、J2とJ3は12月20日に決定。1次リーグ1試合を終えて中断していたルヴァン杯も、1次リーグを1回戦総当たりに、決勝トーナメントを1発勝負に変更することなどが決議された。

また、リーグが主導するPCR検査の概要も明らかになった。6月20日に開始予定で、Jリーグの最終節が予定されている12月半ばまで、2週に1度のペースで継続する。検査数は当初の予定から拡大し、1クラブあたり最大60人分を確保。週末の試合会場でキックオフ前に検体を採取し、翌週の火曜日に検査を実施、結果は水曜日以降の試合に適用されるという。選手はPCR検査で陰性であることがベンチ入りの条件となる。

オンラインで記者会見を行った村井満チェアマン(60)の一問一答は以下の通り。

-最終節の日にちが決まったが、当初予定されていた試合数を全て消化するという前提か

村井チェアマン その通り。

-名古屋FW金崎が陽性判定を受けたことの日程への影響は

村井チェアマン 2週間の隔離による大会日程の変更などの判断には至っていない。

-名古屋の試合だけをずらす検討はしていない

村井チェアマン その通り。

-PCR検査の規模を拡大させた理由は

村井チェアマン キャパとして60用意しておき、クラブによっては60必要ないところも出てくるイメージ。海外の事情を見て、余裕をもって判断した。

-ルヴァン杯でのU-21先発ルールが撤廃された経緯は

村井チェアマン リーグ戦を含めて過密日程で若手の出場機会が増えることが想定されたので、個別の枠の制度は撤廃した。