J1セレッソ大阪のロティーナ監督(62)が8日、大阪・舞洲での練習後に取材に応じ、「交代5人枠」を歓迎した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響から、過密日程は避けられず、競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)は1試合の交代枠を「3」から「5」に増やすことを承認し、Jリーグもならう方向。

ロティーナ監督は「交代枠が多いとシステムにも柔軟性が出るし、大きいこと。すべてのチームに新しいルールだが、適応できるかはどのチームにも重要。選手層の厚いチームが恩恵を受ける」と話し、「(選手を)チェンジするのはおもしろいこと。サッカーは保守的になりがちだが、新しいことに適応していくチャンス」と楽しみに捉えた。

前日7日に名古屋グランパスから2人目の新型コロナウイルス感染の陽性反応者が判明した。その件について、指揮官は「我々はクラブからのメッセージを明確にし、それを実行している。(感染者が出たのは)運が悪いことだ。(決まり事を)順守しながら前に進みたい」と語った。