浦和レッズが練習再開後、初の対外試合で敗れた。1、2本目に失点し、4本目にFW武藤雄樹がゴールを奪ったものの、さらなる追加点を奪うことができなかった。大槻毅監督は「武藤が入ってスイッチが入った」と背番号9を評価。さらに試合全体について「トータルで上回ることができずに残念でした。内容と結果はあまり良くありませんでした」と厳しい表情を浮かべた。

新型コロナウイルスの影響で、浦和は5月27日から少人数グループでの練習を再開。6月4日から全体トレーニングを再開したばかり。実戦から遠ざかっており、試合感覚を戻すための意味合いも大きかった。また7月4日のJ1再開から数試合は無観客が続くため、予行演習としての位置付けもあり、大槻監督は「お客さんがいないと難しい雰囲気になる。そういう意味では埼スタでできて良かったです」と収穫も口にしていた。