J2アルビレックス新潟のDF田上大地が16日、27歳の誕生日を迎え選手、スタッフからウオーターシャワーで祝福された。田上は「もう27歳かという感じ。夜は奥さんが準備してくれている砂糖不使用のケーキを食べてゆっくり過ごす予定」と笑顔を見せた。また、レンタル移籍元のJ1柏GK中村航輔(24)、FW瀬川祐輔(26)や、J2山形FW山岸祐也(26)ら、多くの選手や友人からも祝福メッセージが届いたことを明かした。

チームはボール回しや対人プレーなどで汗を流した。練習前には練習試合(13日、J1鹿島)の映像を見ながらミーティングも行われた。田上は「チームとしてうまくいったところや修正点の確認など、ポジティブな内容だった。自分も90分近くプレーできたし、調子は尻上がりによくなっている。早くリーグ戦を戦いたい」と手応えを口にした。

田上は甲府戦(27日)に向け、元日本代表FWハーフナーマイク(33)やFWドゥドゥ(30)らの得点力を警戒する。「ファーストコンタクトから強く、しつこく。自由を与えない守備をすれば相手はイライラするはず。そうなればこっちのもの」と強力FW陣を押さえ込むイメージを膨らませる。DFラインを身体能力の高さと積極的なコーチングで統率する田上が最高のスタートダッシュを決める。【小林忠】