J2アルビレックス新潟のDF早川史哉(26)が白血病からの競技復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(19=ルネサンス)へエールを送った。早川は18日夜に自転車トレーニングに励む練習風景が掲載された池江のSNSをチェック。自分のことのように喜んだ。

池江は19年2月に白血病を公表。現在は通院による治療をしながら大学を拠点に練習を開始した。16年に急性白血病を発症し、昨年復帰を果たした早川は「すごい明るい気持ちになった。焦らずゆっくり頑張って欲しい」と話した。

早川は19日は約1時間、軽めの練習。ここまでの練習試合を振り返り「攻撃のスイッチを入れるパスの質、スペースを見つける部分ではもう少し試合勘を取り戻す必要がある。個人もチームもリーグ戦を含めて、もっと戦術をすり合わせていきたい」と冷静に話した。

リーグ戦再開のヴァンフォーレ甲府戦(27日)へ向け、「毎年規律が取れているチーム。難しい試合になると思うが勝利を目指したい。チャンスがあればゴールも狙う」と意気込んだ。チームは20日、リーグ再開前、最後となる練習試合を非公開で行う。