Jリーグの村井満チェアマンと、都内に拠点を置くFC東京の大金直樹社長、東京ヴェルディの羽生英之社長、町田ゼルビアの下川浩之会長が24日に都庁を訪問し、小池百合子東京都知事と面会を行った。

主な目的は、Jリーグが再開するにあたっての報告。報道陣には冒頭部分が公開され、村井チェアマンが小池都知事に対し「都民の生活があってのJリーグ。万全の対策をした上で、ご迷惑がかからないように。みなさまの理解を得ながらスタートしていきたい」などと話した。小池都知事は「withコロナの時代を始めるについて、みなさなんの試みが参考になるかと思っている。都民のエネルギーや楽しみとして、盛り上げてくれるJリーグのみなさんに期待している」などと激励した。

再開に際し、JリーグではJ3まで56クラブの約3000人にPCR検査を実施した。面会終了後に取材に対応した村井チェアマンは「アスリートの検査結果という内容に関して、五輪やパラリンピックに備えるアスリートの健康管理に役立つものであれば、医学界を通じて提供させてほしいという話をした」などと説明した。