J1横浜F・マリノスのFWマルコス・ジュニオール(27)が29日、J1再開初戦となる浦和レッズ戦(7月4日、埼玉)への意気込みを語り、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保った自身のゴールパフォーマンスの「かめはめ波」披露を宣言した。

マルコスは昨季15得点を挙げ、チームメートのFW仲川輝人と共に得点王に輝いた。今季も変わらぬ活躍が期待されており「チームのためにベストを尽くしてハードワークして戦いたい」と力を込めた。

浦和戦を含めた再開後の2試合は自身初というリモートマッチ(無観客試合)になる。一足先にスタートした6月27、28日のJ2、J3の試合も確認したと明かし、中継マイクにも拾われた監督や選手の声などを挙げながら「不思議な感覚でしたね」と一言。ゴールパフォーマンスについてはJリーグのガイドラインで「社会的な距離(できるだけ2メートル、最低1メートル)を保って実施する」と明記されており、マルコスは自身の代名詞ともなった「かめはめ波」パフォーマンスについて「もちろんやりたい。ソーシャルディスタンスをとりながらチームメートと一緒にね」と話した。もともと同パフォーマンスは仲川ら他選手と離れてやることが多かったが、普段よりもより距離をとった“長距離砲”を目にすることができそうだ。【松尾幸之介】