J2ジュビロ磐田は7日、クラブ初の試みとして、「クラウドファンディング~夢と感動を共に!~」を実施すると発表した。新型コロナウイルス感染対策のための運営費と、クラブ運営費補てんを目的としている。クラウドファンディングとは、自分の活動やアイデアを実現するために、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を募る仕組み。

リーグ戦延期などで、入場料収入をはじめとしたクラブの収入全般が大幅に減り、数億円規模の赤字見通しだという。目標は2000万円。9日正午から8月31日午後11時まで寄付を募る。選手の直筆サイン入りグッズなど、金額に応じた返礼を用意している。

クラブの小野勝社長は「何とかこの苦境を乗り切って、目標であるJ1復帰を達成するため、皆様のお力をお借りしたく、代表してお願いをさせていただきます」と訴えた。