浦和レッズが、途中出場したMF柴戸海(24)の決勝ゴールで接戦を制した。3-3の同点で迎えた後半ロスタイム、右サイドを深く突破したMFマルティノス(29)からの右クロスに向け、柴戸がゴールへ飛び出して右足で押し込んだ。18年12月のFC東京戦以来、約1年9カ月ぶりの通算2得点目でアウェーで貴重な勝ち点3をゲット。柴戸は「マルティノス選手が良いボールを出してくれた。後は気持ちで」と振り返った。

FW杉本健勇(27)の今季リーグ戦初ゴールを含めた2発で先行しながら同点に追いつかれたが、2-3でリードされてからDF槙野智章(33)による約2年ぶりのゴールで同点とするなど粘り強かった。柴戸は「難しいゲームを勝ち取れて良かった。1戦1戦大事になってくる。積み上げていくしかない」と3戦ぶりの勝利に安堵(あんど)の表情をみせた。