京都がアウェーで引き分け、勝ち点1を得た。後半40分、自陣ペナルティーエリア手前でパスカットしたDF飯田貴敬(26)が、カウンターで右サイドを駆け上がりクロスを供給。

ゴール左のFW野田隆之介(32)が左足で狙うも、決めきることができなかった。野田は「チャンスも含め勝ち点3を取れる試合だった」と悔しさをにじませた。

前節大宮戦では前半に2点を先制しながら、後半に4失点と逆転負け。実好礼忠監督(47)は選手に甘さがあったことを敗因の1つに挙げていた。この日の試合については「気持ちでプレーが左右されることがなくて、集中していた」と評価した。

現在の順位は6位で勝ち点は35。J1昇格圏内の2位北九州は45で、その差は10。DF安藤淳(35)は「勝つ以外、上との差は埋まらない。勝ち点3を積み上げて行きたい」と誓った。