清水エスパルスはアウェーで大分トリニータに1-2で競り負け、3連敗となった。FWドゥトラ(32)の今季2点目で同点に追いつくも、後半31分に決勝点を献上。善戦むなしく力尽きた。

0-1の前半26分、ブラジル人トリオの連係で試合を振り出しに戻した。DFエウシーニョ、FWカルリーニョス・ジュニオとつなぎ、最後はドゥトラが同点ゴール。最終ラインの裏へ抜け出して右足で沈めた。それでも勝利は遠かった。徐々に出足が鈍り、主導権を明け渡した。後半31分。自陣左サイドを突破されて勝ち越しを許した。2度目の同点弾は生まれず、リーグ大分戦に限ると6試合ぶりの黒星となった。

今季は開幕5連敗に始まり、8月19日の横浜F・マリノス戦(3●4)からはクラブワーストタイの7連敗。泥沼からなかなか抜け出せない。次節は10日、ホーム・サンフレッチェ広島戦。もう負けは許されない。