ベガルタ仙台は浦和レッズに今季ワーストの6失点で完敗し、17位に転落した。

右膝故障で出遅れ、3日に加入後初出場したMFイサック・クエンカ(29)が、3試合目して初先発。独特のテンポで攻撃にアクセントをつけた。しかし、相手と同じチームシュート15本も3試合連続無得点で、13戦未勝利(4分け9敗)はJ1でクラブワースト3位。さらに浦和ホームでは98年の初対戦以来、いまだに勝利がない。

今季最長の59分出場したクエンカは「スタートから出られて前より長くプレーできたのはうれしい。数的優位を意識し、いくつかいいシーンを作れたが、最終的にシュートまでいけなかった」。木山監督は「厳しい結果。ミスや判断のところで直接失点につながるのが現状で、粘り強く戦うことは重要だが、いろんなことの質をちょっとでも上げないと厳しい」と語った。