川崎フロンターレの中村憲剛(40)が、今季限りでの引退を発表した。

 

一問一答は以下の通り。

 

-選手に伝えたのは

中村 火曜日にソンリョンと家長、小林、登里、谷口、大島、安藤には直接話をさせてもらいました。全員「え、今じゃないでしょう、なんで」と。

-他の選手には

中村 今日のミーティングで全選手とスタッフに話をさせてもらいました。

-子どもたちの反応は

中村 一番伝えるのが辛いというか、彼らのリアクションは分かっていたので手紙を書いて、妻と。受け入れようとしてくれているので感謝しかないです。

-なぜ今発表したのか

中村 サポーターの皆さんギリギリまで黙っていて、お別れの話をしてから試合がないのは自分の中ではないと思っていた。サポーターの存在なくして今の僕は100%いないと断言できます。初優勝をプレゼントできたのは一生忘れない思い出だし感謝しかない。

-(質問者の中西氏が)鬼木監督からミッションは引退を食い止めることと

中村 鬼さんのコメントがいちばんの賛辞で、この年齢でそれだけ求められる選手のまま引退したいというのが自分の中であった。

-左膝について

中村 けがを克服して、しっかりJ1のトップでパフォーマンスを見せながら辞めるのが最大の目標だった。けがは(引退に)全く関係ない。後遺症もない。

-クラブへの思い

中村 本当にフロンターレのために全てをささげてきた18年。入った頃に比べればすごく大きなクラブになった。自分の役割はある程度、果たせたのかな。

-将来は指導者に

中村 漠然と、その考えはもちろん持っています。ただ監督は大変そうだなと思って鬼木さんを見ております。絶対やった方が良いと鬼さんも言っているのでちょっと興味はあります。

-背番号14への思い

中村 フロンターレの14といったら中村憲剛だと言ってもらえるところまでしてくれたのは14番のおかげ。この後は着たい人が着てくれれば良いかなと。着るとなったらめちゃめちゃ応援します。それが将来回り回って自分の息子が着たら胸アツですけど。プレッシャーかけときました、自分の息子に(笑)。