柏レイソルは2日、トップチームの選手1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたことを発表した。

クラブによると、当該選手は10月31日の夜にかぜの症状が出たため、11月1日に練習を欠席しPCR検査を受けた。11月2日の午後に陽性判定が出て、現在、自宅で静養し体調回復に努めている。現時点でスタッフ2人の発熱が確認されており、2日にPCR検査を受け現在、結果を待っている状態だ。

チームは3日にベガルタ仙台戦(ユアスタ)を控えている。チームは既に仙台に移動したが、検査結果が出ていない2人について、濃厚接触疑いの人物の特定が試合開始時刻までにとれないため、仙台と柏のリーグ戦は中止になることが決定した。今後、保健所による濃厚接触者の判定を受け、保健所の指導に沿ってチーム活動を含め対応していく。今後、全選手とスタッフのPCR検査を予定している。

柏は7日にルヴァン杯決勝でFC東京と対戦することが決定している。クラブでは「専門家チーム指導のもと、選手・スタッフに対して複数回のPCR検査を実施し、試合開催に向けての準備を進めてまいります」とコメントしている。