今季ホーム最多1万9553人を動員し、C大阪は試合を優勢に進めた。勝てば2位G大阪に勝ち点で並んでいたが、無念の引き分け。ロティーナ監督は「満足していない」と、4位での足踏みを悔やんだ。

シュート数は相手の6本に対し、11本を8人で記録するなど全員攻撃を仕掛けた。主将MF清武は「両チームとも力を出し切った。攻守の形は悪くなく、充実したダービーだった」という。

来場すれば過去8戦不敗だった大阪・通天閣の「ビリケンさん」の記録も継続し、試合前にC大阪の応援曲を歌唱した大阪・八尾育ちの歌手天童よしみは「(会場で)さわやかな風を受け、感動しました」と、白熱の大阪ダービーを振り返っていた。