J2アルビレックス新潟は6日、臨時取締役会を開き、是永大輔・代表取締役の辞任を受理したと発表した。6日付で辞任の申し出があった。17日付で取締役に異動し、12月31日をもって取締役を退任する予定。同日夕、会見する。

また後任には取締役常任顧問兼アルビレックス新潟後援会副会長の中野幸夫氏(65)の就任も発表した。

9月17日に外国籍選手2人が酒気帯び運転で検挙され、10月16日の書類送検を受け、同19日の2選手の契約を解除した。ただ検挙発覚後も2選手はチーム練習に参加し、Jリーグへの報告もなく、1選手はリーグ戦6試合に出場。その対応を是永社長は謝罪し、12月31日までの減俸処分が決まっていた。

この日、辞任を申し出た是永氏は「今回の件では判断と対応を大きく間違えました。クラブの価値を毀損(きそん)してしまう事態となりました。世の中をこれほどお騒がせしてしまっていること、そして今、最も必要であるクラブの速やかな信頼回復のためには、自分がここから離れるべきだと考えました」とクラブを通じてコメントした。