Jリーグは6日、FWファビオの酒気帯び運転および当該案件で摘発された事実をJリーグに報告しなかったことに対して、アルビレックス新潟に罰金300万円とけん責の懲罰を科すことを決定した。

Jリーグは新潟の指導不足を指摘。「各国ごとに法規制の実情が異なることなどから外国人選手が犯しがちな飲酒運転について、これを適切に防止するために必要な指導、教育などの措置を講じていなかった」とした。

またJリーグは、新潟がファビオの摘発を知った後、同件を社長、GM、監督の3者で共有するにとどめ、リーグに報告しなかった点も問題とした。ファビオが酒気帯び運転をしたのは9月17日で、Jリーグが外部からの通報を受けて事態を把握したのは10月12日。この間、新潟は同選手をリーグ戦6試合に出場させていた。

新潟はその後、10月19日にファビオと同乗者のペドロ・マンジーとの契約を解除している。