セレッソ大阪が、痛恨の3失点で敗戦した。

1点をリードされた後半22分、MF坂元達裕(24)がゴール右からしかけクロス。MF清武弘嗣(31)主将が、相手DFの背後から飛び出し頭で押し込んで同点とした。だが、同41分に決勝点を献上。さらに、ロスタイム4分にはカウンターからダメ押し点を奪われた。

清武主将は「エスパルスもすごく疲れていた。そのなかで、追加点が取れなかった。そこに尽きる」と分析した。ロティーナ監督(63)も「同点にするチャンスがあったが決められず、2点目が簡単に入ってしまった」と悔しさをにじませた。

10月24日浦和戦に敗れ、11月3日G大阪戦は引き分け。これで3戦連続で勝利を逃した。前節まで3試合連続得点を挙げていたFW豊川雄太(26)も、ゴールを狙ったが、決めることができなかった。豊川は「残り7試合あるし、次に向かって改善しないといけない。緊張感ある試合が続くので、みんなで戦っていきたい」と前を向いた。【南谷竜則】