6大会ぶり3度目の出場となる履正社は、初戦で前回大会ベスト4の新潟県代表帝京長岡と対戦する。

MF赤井瞭太主将(3年)は、「テーマである『躍動感に満ちあふれ、スピーディーでテクニカルな、観客を魅了する痛快なサッカー』を全国でも展開して、日本一を目指します」と力強く語った。

今年8月に行われた和倉ユースサッカー大会に参加し、青森山田に予選リーグで1-2で負け、勝ち上がった決勝でも0-5-で負けた経験がある。

大阪大会決勝後に平野直樹監督は、「お返しするところは全国しかないので、願わくば決勝の舞台で当たる組み合わせで」と話していた。履正社はBゾーン、青森山田はDゾーンに入ったため、勝ち上がれば決勝戦での対戦がかなう。

選手権には2度出場も、いずれもベスト8。見据える先には、優勝しかない。【佐藤あすみ】