東京ヴェルディが、FW端戸の2得点でレノファ山口に競り勝ち3連勝となった。

山口は試合前日の21日、選手1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性になったことを発表。全選手とスタッフのPCR検査を行い、濃厚接触者を特定した上で東京入りし、試合に臨んだ。山口の霜田正浩監督は「陽性者が出て(チームに)動揺はあったが、50人のPCR検査をして、いろんな人にサポートしてもらって準備ができた。選手はよく戦ってくれた」と振り返った。

試合は1度は追いつくも、終盤にミスから勝ち越しを許し8戦未勝利となった。霜田監督は「勝ち点3を取りたかった。決めるところを決められず、ミスから失点するこの流れを断ち切れたら」と振り返った。8戦未勝利で、ミスのリカバーの改善点を挙げ「今年は悔しい成績。サポーター、応援してくださる方の嘗めに1つでも順位を挙げることに全力を尽くさないといけない」と話した。