川崎フロンターレと浦和レッズの一戦では、さまざまな記録が生まれた。

前半11分、浦和はFW興梠がPKで先制点を決めた。自身の今季10点目で、J1で9年連続2桁ゴールと自身のもつ記録を更新。また、この得点でJ1通算得点数を157とし、歴代3位の中山雅史に並んだ。

後半8分、川崎FはMF守田のミドルシュートで同点とすると、同14分には大卒ルーキーMF三笘がヘディングで勝ち越し点を決めた。これが三笘の今季13点目で、FW渡辺千真とFW武藤嘉紀のもつJ1新人最多得点記録に並んだ。

直後の後半16分には、今季限りで引退するMF中村の右クロスにFW小林が右足であわせて、3-1とした。この得点は今季チームの85点目で、06年の84点を抜いてクラブのシーズン最多得点記録を更新した。

10分足らずの逆転劇で、川崎Fがホームでのリーグ最終戦を白星で飾った。