名古屋グランパスは9日、川崎フロンターレの元日本代表MF斎藤学(30)を完全移籍で獲得したと発表した。

クラブの公式ホームページでは「斎藤学選手、ようこそ名古屋へ」の大見出しで熱烈に歓迎した。

斎藤は昨年、最強を誇った川崎Fで25試合1得点と活躍。横浜F・マリノスから18年に移籍後、最も存在感を示した。14年W杯ブラジル大会代表の実力者で、巧みなボールコントロールやドリブルで得点機をつくる能力は日本人屈指だ。

J1通算258試合36得点の実績を誇る斎藤は、クラブを通じて「名古屋の一員として新たな挑戦ができることをうれしく思います。チームのために情熱を持って日々チャレンジしていきます」とコメントした。

名古屋は今季、ACL出場権を獲得し、J1でも11年ぶりの優勝を実現させるため、元日本代表FW柿谷曜一朗ら大型補強に成功しており、優勝候補の本命になるかもしれない。