11日に日本テレビ系で放送された「第99回全国高校サッカー選手権」決勝(午後2時)の平均視聴率が、8・9%(関東地区世帯)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。青森地区の世帯視聴率は37・2%だった。

試合は山梨学院が青森山田に2-2で突入したPK戦を4-2で制し、頂点に立った。11大会ぶり2度目の優勝。

山梨学院は、11年前と同じ青森山田との決勝で、前半12分にMF広沢灯喜(3年)のミドルシュートで先制。このゴールでペースを握ると、全国屈指の攻撃力を誇る青森山田に一度は逆転を許したが、後半33分に執念で追いつき、PK戦に突入。PK戦では、GK熊倉匠(3年)が相手2人目を止め、勝利をたぐり寄せた。今季無敗の青森山田は2大会連続準優勝に終わった。試合は無観客で行われた。