今季からJ1のアビスパ福岡は13日、福岡市の雁の巣レクリエーションセンターで始動した。

社長の訓示など約45分のミーティング後、曇り空の下で約1時間半トレーニングを行った。

和やかムードで始動し、2年目の長谷部茂利監督(49)は「天気は曇りでしたが、晴れ晴れしい気持ちで入りました」。昨季主将・ボランチで昇格に貢献した2年目のMF前寛之(25)は、初日の雰囲気に触れ「すごく良かった。和気あいあいだった」と話した。

今季はJ2に4クラブが降格する過酷なシーズンになる。だが、前は「勝ちにこだわりたい」とキッパリ。J1での目標を問われ「J1に居続けるためにも降格しないというところと、10位以上を目指し頑張りたい」。また、ホーム開幕戦となる2月28日のホーム名古屋グランパス戦(ベススタ)へは「いいチーム。ホームの利があるので後押しを受けサッカーができる」と必勝を誓った。