浦和レッズの東京オリンピック(五輪)世代のDF橋岡大樹(21)が、ベルギー1部リーグのシントトロイデンへ期限付き移籍することが24日、分かった。既に基本合意に達しており、近日中にも発表される。

橋岡は埼玉出身、浦和の下部組織育ち。本職の右サイドバックに加え、CBもこなす。かねて海外志向を抱いていた。中心選手の離脱は痛手となるが、クラブ側は、本人の熱い意思を尊重したようだ。

シントトロイデンはFW鈴木優磨、GKシュミット・ダニエル、FW伊藤達哉、DF松原后、中村敬斗と日本人が多く所属する。現在ドイツ1部シュツットガルトで活躍する日本代表DF遠藤航も、過去に浦和からシントトロイデンへ渡り、飛躍を遂げた。先輩の背中に刺激も受けたようだ。浦和と21年シーズンの契約を更新した中、熟考を重ねて下した決断。浦和への愛を忘れず、羽ばたく。