名古屋グランパスは28日、執行役員フットボール統括の山口素弘氏(51)が執行役員ゼネラルマネジャー(GM)に就任すると発表した。従前は、クラブの目指すサッカーの方向性など大枠を見つつ、経営に参画していたが、よりトップチームなど現場に近い立場になるという。

山口氏は現役時代、横浜フリューゲルスや名古屋で活躍した元日本代表MF。横浜FC監督などを歴任後、18年から名古屋アカデミーダイレクターに就任するなど強化にも携わってきた。

また名古屋は、現役時代は京都サンガなどで活躍した元日本代表FWの黒部光昭氏(42)が、強化担当に就任することも発表。昨季までJ3カターレ富山で強化部長を務めていた。