宮崎キャンプ中の鹿島アントラーズのFWエヴェラウド(29)が12日、オンラインで取材に応じ、チームと個人のタイトルに意欲を示した。

昨季終了後は、中国などアジアのクラブからオファーを受けたが、残留を決意。理由について「シンプルにこのクラブに慣れ親しんでいる。家族も今の生活に慣れて、それをわざわざ変える必要はない。もう1つはアントラーズで歴史をつくりたいし、Jリーグで歴史をつくりたいという思い」と明かした。

昨季は18点を挙げ、得点ランク2位となりベストイレブンに選ばれた。昨季の結果に「得点王という部分が結果として出ればなと思っていたが、2位は悪くないと思いますし。予想外のベストイレブンもしっかりとることが出来たことは非常に喜ばしいこと。ただ、新たなシーズンなので過去に過ぎない。今季も新たな目標を持ちながら、チームの目標をまず達成して、その上で自分の何かが達成できれば」とチームと個人のタイトルを見据えた。

来日後、2週間の隔離期間を経て宮崎キャンプには途中から合流した。フィジカルトレーニングが続き「正直、筋肉痛で疲れています」とするも「開幕が明日と言われたら出場することは難しいですがあと2週間ある。そこまでしっかりとあげられる」と開幕から逆算していた。