鹿島アントラーズの新体制発表が17日、オンラインで行われ、小泉文明社長が国内3冠を目標に掲げた。

今季の鹿島は、移籍による加入は新外国人選手2人で、高卒、大卒の6人が入団。埼玉・昌平高から加入したMF小川優介(18)は前日の発熱で大事を取って欠席となった。クラブによると、既にPCR検査を受けて陰性の判定が出ており、現在は体調回復に努めているという。

クラブは今季、クラブ創設30周年。小泉文明社長は冒頭で「昨季の進化をさらに見せていくシーズン。昨季の戦術面の熟成、クオリティーの向上がテーマ」とし「ベースとなる現有の戦力は大きな変化がない。若い日本人選手たちが成長しながら攻守にアグレッシブなフットボールを進化させ、勝ちきる力を追求していきたい」と見据えた。今季の目標は、国内3大タイトルの獲得。小泉社長は国内3冠を「至上命題」とし「リーグは16年から優勝が遠ざかる。リーグの優勝が最大のミッション」と力を込めた。