清水エスパルスは0-3で昇格組の徳島ヴォルティスに完封負けした。今季ワーストの3失点で完敗。リーグ戦2勝2分け3敗となり、黒星が先行した。

前半28分、警戒していた形から先制を許した。相手のパス回しに対して後手に回り、プレスをかいくぐられた。MF竹内涼主将(30)は「プレスがはまらず、ポジショニングも中途半端になってしまった」。後半開始から3人を同時交代。同点を狙うも出ばなをくじかれた。同9分にPKで追加点を献上。ロティーナ監督(63)は「2点目を失い、賢さよりも気持ちが先走ったプレーが増えてしまった」とうなだれた。攻撃陣も不発。相手を上回る8本のシュートを放つも、枠をとらえた場面は少なく、無得点に終わった。

次節は7日、ホームで浦和レッズと対する。中2日で迎える一戦に向けて「下を向いている時間はない」と竹内。次こそ今季ホーム初勝利をつかむ。【古地真隆】