横浜F・マリノスは終了間際のFWオナイウ阿道(25)のゴールで、1-0と10年ぶりにセレッソ大阪に勝利した。後半22分にピッチに立ったオナイウは42分、CKのこぼれ球を右足で合わせた。セレッソ大阪から11年8月以来、15試合ぶりの白星をたぐり寄せたオナイウは「長い間勝てていないチームには、どうしても戦う前に苦手意識が働いてしまう。次(後半戦)のアウェーもあるし、断ち切れたことで、そこに向けてもいいゴール、いい勝ちにつながった」とすがすがしい表情で話した。

前半から何度も好機をつくっていたが、引いた相手を崩しきれずにいた。ポステコグルー監督が「約束事を守ること、慌てずにコントロールすることが大事だった。選手が最後まで落ち着いてやってくれた」と話すように、粘り強く自分たちのスタイルを貫いて、勝ち点3以上の成功経験を手に入れた。