徳島ヴォルティスがJ1初の3連勝を成し遂げた。

前半24分、CKの流れから、何度も好機に顔を出していたMF岸本が先制弾。「2回外したが、いい形で入って良かった」と安堵(あんど)。ホームでこの1点を守って勝ちきった。コロナ禍の入国制限などで、スペイン人のポヤトス監督は3月30日にようやく来日したが、待機期間中でまだ合流できていない。それでも、代役としてチームを率いる甲本ヘッドコーチの下で、強さを発揮。14年のJ1初挑戦時は年間3勝でアッサリ降格したが、今季は開幕8戦目で早くも7年前の勝利数に並んでみせた。“春の珍事”で片付けては失礼なほどの充実ぶり。このままの勢いで、新指揮官の合流を待ちたい。