J1清水エスパルスは27日、2020年度の決算発表記者会見をオンラインで行った。

売上高は45億4500万円。新型コロナウイルスの影響で、興行収入は19年度と比べて4億700万円減の2億9500万円だった。困難な経営環境だったが、責任企業の鈴与から特別協賛金を受けたことで、当期純利益は3800万円と2期連続で黒字となった。強化費は積極的な補強に動いたこともあり、過去最高の22億300万円だった。

21年度の計画は売上高41億8900万円、強化費22億2500万円となっている。現在も主に興行収入などで新型コロナウイルスの影響を受けており、山室晋也社長(61)は「厳しい状況が続くと言わざるを得ない」と話した。

27日開催の株主総会では、新たに大熊清ゼネラルマネジャー兼サッカー事業本部長が、取締役に就任することが承認された。