川崎フロンターレは13戦負けなしと、開幕からの連続不敗記録でリーグ2位タイに並んだ。(1位は15年浦和の19=13勝6分け)。11勝2分けの勝ち点35で、1試合当たりの平均勝ち点は「2・69」。延長戦が廃止された03年以降のリーグ戦では、13試合消化時点で史上最多勝ち点を積み上げている。

新型コロナの影響でJ1が2チーム増えた今季、リーグ戦は38試合が予定されている。平均勝ち点に試合数を掛けると「102」となり、このままのペースで勝ち点を重ねれば、史上初の「勝ち点100超え」が見えてくる。

チームは昨季から継続して「1試合3点以上」をノルマに掲げており、今季は13試合中6試合で達成している。無得点の試合はなく、前線の複数選手がバランスよくゴールを決めるなど、選手層も厚い。記録的な優勝と言われた昨季に続き、今季もさまざまなリーグ記録を更新しそうだ。