ガンバ大阪は1-2でサンフレッチェ広島に競り負け、2連敗。開幕から10戦を終え、わずか1勝(4分け5敗)だ。試合消化は少ないが、18位で依然J2降格圏を抜けだせない。カウンターで決勝点を献上した宮本監督は「得点に関しても増やしていかないと、勝ちにつながっていかない」。無観客だが、またもホーム今季初勝利を逃し無念の表情を浮かべた。

前半44分、FW一美が執念のヘッドで1度は同点に追いついた。それでも終わってみれば、その1点のみ。単調な攻撃は一向に改善できず、開幕900分間で3得点しかできない惨状だ。後半途中にデビューした新加入のブラジル人、MFウェリントンシウバは「正直、みんな自信を失っているのかなと感じる。今の状況を打破しないといけない」と話す。7年ぶりの王座奪還どころか、このままではJ1残留が目標になってしまう。

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