浦和レッズは10日、フランス1部・マルセイユの日本代表DF酒井宏樹(31)を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は「2」に決まった。

酒井はクラブを通じて「このたび、浦和レッズに加入することになりました酒井宏樹です。浦和レッズという伝統ある偉大なクラブの一員になることができ、大変光栄に思います。チームのコンセプトを理解し、1日でも早くピッチ内外でチームに貢献できるようベストを尽くしていきます。1つでも多くのタイトルを熱きレッズファン・サポーターのみなさんとともに喜びあうためにがんばっていきますので応援よろしくお願いします!」とコメントした。

日本代表で右サイドバック(SB)の地位を不動とし、東京オリンピック(五輪)世代のU-24日本代表のオーバーエージ(OA)枠にも選出された。左右のSB以外に、CBの経験もあり、4バックと3バックの併用を見据える浦和ロドリゲス監督の下、申し分ない戦力が加わる。

柏時代の12年以来、9年ぶりのJリーグ復帰。欧州の主要1部リーグで活躍する現役バリバリの日本代表が、異例の日本復帰を果たすことになった。