横浜F・マリノスは18日、次期監督として、オーストラリア人のケビン・マスカット氏と就任で基本合意したと発表した。

マスカット氏は、メルボルン・ビクトリーで本田圭佑を指導したことがある。シントロイデンでも日本人選手を指導した。

元オーストラリア代表で、指導者となってからはメルボルン・ビクトリーで、ポステコグルー前監督のもとでコーチを務め、ポステコグルー監督の後任として、監督に就任した経緯がある。

今回も、暫定的な松永英機監督はいたが、スコットランドのセルティック監督就任で、横浜を離れたポステコグルー氏の実質的な後任となる。

クラブを通じ「日本で最も成功しているサッカークラブのひとつである横浜F・マリノスの監督に、就任することができとても光栄です。まずは、この機会を与えてくれたクラブに心より感謝すると同時に、アジアで最も競争力のあるJリーグで、新たな挑戦ができることをとても楽しみにしています。自分たちの目標を達成するために、アンジェ・ポステコグルー前監督が築き上げたものにさらに積み上げ、今シーズン力強く走り抜けられるよう力を尽くしたいと思います。特別なことを成し遂げるためのハードワークを共にする選手、スタッフと会えることを心待ちにしています」とコメントした。

入国日は調整中だといい、入国後も所定の待機措置を経てチームへ合流予定だという。