残留争いの一戦。壮絶な打ち合いを制した横浜FCが、暫定ながら最下位を脱出した。

先制は横浜FC。前半9分。ペナルティーエリア外の左からMF松尾が、ワンタッチでシュート。ゴール右上のクロスバーをたたくも、ネットに吸い込まれた。同20分にはスルーパスに抜けだしたFWサウロ・ミネイロが追加点。前半ロスタイムにも、FWサウロ・ミネイロがスルーパスからGKとの1対1を制した。

前半を3-1で折り返しながら、後半途中までに3-3と同点に追いつかれたが、途中出場のDF高木が、後半23分にペナルティーエリア外から強烈なミドルシュートをゴール右上へ突き刺した。同ロスタイムにも、FW渡辺が飛び出していたGKの位置を見て、ハーフウエーライン付近から無人のゴールへ追加点。今季最多の5ゴールをマークした。

前半を1-3で折り返した徳島ヴォルティスは、後半に入ると、FW垣田が同11分、21分にクロスを合わせ、一時は同点としたが、後が続かなかった。