浦和レッズは敵地で引き分けとなり、勝負が決まる第2戦は10日にホームで名古屋グランパスを迎える。

浦和リカルド・ロドリゲス監督(48)は「結果だけ見れば、少しだけアドバンテージが我々の方にあるかなと思う」と話した。

攻撃の好連係を見せ、先に主導権を奪った。前半36分にMF松尾の3戦連続ゴールで先制。「まず、前半は非常に良かった。得点を取ったところも、チャンスの場面も、相手にとって危険な場面をつくれていた」。しかし、後半14分に追いつかれた。

後半開始直後には、DFショルツが相手と接触した際に右足首をひねり、途中交代するアクシデント。「接触があって、足首を痛めている。同時にデービッド(モーベルグ)も違和感があるということで、2人同時に交代した」。6日にJ1名古屋戦、10日にルヴァン杯第2戦と続くため、大事にならないように手を打った。「1つずつ戦っていく上で、けが人を出さないことが大事なのでリスクをおかさなかった」。総力戦で7戦連続負けなしの勢いを維持したい。