J1リーグ戦で初出場初得点をマークした選手は外国籍選手を含めて200人以上に上る。4-3-3の布陣で記録を絡めてベスト11を選出した。
▽GK
六反勇治(清水)
▽DF
村上佑介(柏)
青山直晃(清水)
闘莉王(広島)
モネール(横浜F)
▽MF
田中碧(川崎F)
橋本拳人(東京)
鎌田大地(鳥栖)
▽FW
家長昭博(G大阪)
城彰二(市原)
高原直泰(磐田)
※所属は当時
中盤は11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会でも活躍が期待される3人。MF鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)がトップ下で、鳥栖時代の15年に18歳でJ1初出場初ゴールを決めた。ボランチの2枚はMF橋本拳人(ウエスカ)とMF田中碧(デュッセルドルフ)。それぞれ東京、川崎F時代にリーグ初戦で結果を残している。
FWは城彰二と高原直泰。ともに高卒1年目で初出場初ゴールを達成したが、J1初出場初得点における最年少記録はMF家長昭博で18歳13日。G大阪ユース時代の04年6月26日の新潟戦で衝撃のデビューを果たした。
家長は現在、攻撃の柱として川崎Fで活躍するが、デビュー当時の出場ポジションは左サイドの守備的な位置だった。積極果敢な攻め上がりで新潟守備陣を混乱に陥れた。ただ、その家長をいまさら左サイドバックには配置できない。現在の主戦場である最前線の右に国内屈指のレフティーを置いた。
右サイドバックは日本選手で初めてデビュー戦ハットトリックを達成した当時柏のDF村上佑介。センターバックは田中マルクス闘莉王と青山直晃の日本代表経験者2人がいる。
GKでデビュー戦ゴールはいないので、18年11月24日の神戸戦でJ1史上初のGKヘディング弾を決めた当時清水のGK六反勇治を選んだ。
さて、左サイドバックをどうするか。外国籍選手のリストも洗うと…、適任者を発見! 93年5月のJリーグ開幕節で来日初ゴールを決めた横浜フリューゲルスのアルゼンチン人DFモネール。陽気に「腰振りダンス」で登場だ。
【石川秀和】