今季限りで現役を引退し、監督を目指すことを表明している元日本代表DF槙野智章(35)が、目指すチーム像を明かした。

26日、所属するヴィッセル神戸の本拠地・ノエビアスタジアム神戸で会見。グラウンドに出て記念撮影と囲み取材にも応じた。今後は監督就任に必要なライセンスを取得する方向で、既にコーチ就任の打診を受けたクラブもあるという。

「1-0で守り抜くサッカーは好んでいない。だったら4-3の攻撃的な方が、見ている人に喜んでもらえる。戦術は2バック。マジで、後ろ2バックでマンツーマン、そういうのをやりたいっすね。『なんだあれ?』『面白いね』と思ってもらえるスタイルにしたい。個の能力、対人能力は必要ですけれど、新しいものを発見して披露するのが楽しみです」

既に日本代表の森保監督や、神戸で同僚のMFイニエスタらにも相談しているという。槙野は「イニエスタからは『もしバルサで(指導者の勉強を)やるなら、サポートするよ』と言ってもらえた。可能ならセルティックでも勉強したい」と明かした。